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源氏五十四帖 第35帖 若菜(下)

源氏五十四帖 第35帖 若菜(下)

源氏物語五十四帖は、源氏の一生と、その子薫君の生涯にまたがって書かれた最古の長篇小説です。

 

年月の経つままに、幸福な源氏の身の上にも、苦難の蔭がさし始めます。
三十七オの厄年に当る紫上は、急に胸がひどく痛み高熱の病をわずらう身となりました。手厚い源氏の看護にもかかわらず病勢は改まりません。源氏は、六条院から二条院へ紫上を移し病の平癒を析ったので、六条院は火の消えたさびしさになりました。
女三宮をあきらめた柏木は、せめてもの慰めにと姉君の女二宮(落葉宮)と結婚しました。
紫上の病気は、六条御息所の死霊のたたりであったが、紫上が髪をおろし仏道に帰依したので、奇蹟的に快方に向かったけれど、今度は、女三宮が病床に臥する身になりました。源氏は心配しましたが、妊娠の結果のつわりとわかってもその謎は解けなかった。
源氏は、女三宮の布団の下から柏木の手紙を発見します。謎が解けました。源氏は世間体を恥じて、このことを極秘にしようとします。柏木は重い病の床に就きました。

 

源氏五十四帖

海老名正夫原画

製作32年

技法 木版画

サイズ 33×23.5

マットサイズ

額装サイズ

    ¥4,400価格
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    第35帖 若菜(下)
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