68、広重/木曽街道六十九次・守山
『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。
武佐から守山まで三里半、広重はピンクのお花が満開の桜や野洲川にそって軒を連ねる茶屋、そして旅の人々を今図で描きました。
「牛若丸投宿家。鏡宿左方にあり。沢氏と云ふ。屋の棟に弊を立つるなり。むかし牛若丸東へ下り給ひし時、ここに止宿し給ふ。夜半の頃強盗入りければ、牛若丸ことごとく退治し給ふとなん。謡曲には赤坂の宿として、熊坂長範とす。又『義経記』には此の宿とす。今に此の里の神事には、神主乗りてをなし、屋の棟に弊を立てて帰るとなり」とあり、この事件は、勝川春英の武者絵に描かれています。
天秤棒を担ぐ者、騎乗して通りすぎようとする者、場面構成も峠越えからお店の風景が多くなって参りました。
木曽街道六十九次
監修/樽崎宗重
サイズ 33.1×24.5
マットサイズ
額装サイズ
用紙/越前生漉奉書
顔料/純日本製
摺法/純手摺木版画
製作/梶川工房
¥4,400価格
料金オプション
68,守山
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月