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63、広重/木曽街道六十九次・番場

63、広重/木曽街道六十九次・番場

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

醒ヶ井から三十町で番場宿です。

宿の入口に聖徳太子によって建てられたという蓮華寺があります。南北朝時代の古戦場で、六波羅探題北条仲時以下四百三十余の人々がここで自刃した と、寺に残る『六波羅過去帳』に記録されていました。この寺とこ の 宿場名を広く知らせたのは、長谷川伸の小説『鹸の母』の主人公番場の忠太郎であり、信州の沓掛時次郎の墓と同じくこの寺にも忠太郎の墓があります。

現在でも小説の主人公を題材とした銅像が建てられることもあり、それと同じ意味あいのものといえましょう。
広重の今作品は、その番場の棒鼻の風景である。やれやれと馬を止めて語り合う三人の馬子の安堵の姿、三度笠をかぶった旅の者、お食事どころで英気を養うのでしょうか。

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    63,番場
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