61、広重/木曽街道六十九次・柏原
『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。
今須から近江路を一里でこの宿へと参りました。
北には伊吹山、昔から山中に薬草が多いことで知られ、ここで採れるよもぎで作ったもぐさは、特に上質のものとして有名でした。
そして柏原で特に有名なもぐさ屋は亀屋で、この店の初代松浦弥一郎は肥前の出身、当時の金で八百九十五両を投資、五十三か所の田畑を買い、よもぎの栽培を始めたと言われています。広重の今作品にも、金太郎や伊吹山、そして福助の張り子の像が描かれ、大名も立寄ったという亀屋を生き生きと描いています。今も旧道ぞいに亀屋は商売しており、画中にみる福助の張り子も健在です。(https://www.ibukimoxa.jp)
木曽街道六十九次
監修/樽崎宗重
サイズ 33.1×24.5
マットサイズ
額装サイズ
用紙/越前生漉奉書
顔料/純日本製
摺法/純手摺木版画
製作/梶川工房
発行/山田書店
¥4,400価格
料金オプション
61,柏原
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月