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57、広重/木曽街道六十九次・赤坂

57、広重/木曽街道六十九次・赤坂

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

美江寺から二里八丁で、全作品の遠景にあった赤坂の宿がフォーカスして参りました。

街道筋の左右には北に美濃国分寺、また天下分け目の関ヶ原合戦の折、徳川家康が陣をしいた山があり、ここで勝利の報を得たので、それまで岡山といった山の名を勝山と改めたと言われています。
そして宿場の本陣という名の起こりは、この陣屋が発祥の地という説もあるようです。

付近の金生山は、山上に日本三体の一つという虚空蔵菩薩をお祀りした古寺があるなど、四季折々の行楽に好まれた名所でした。
広重描く「赤坂」の図は、宿の東側を流れる杭瀬川を描きました。杭瀬川の下流の呂久川は、蛍の名所として知られ、和歌、俳諧にもここの蛍を読んだものが多く残っています。
 

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    57,赤坂
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