東海道五十三次 5、保土ヶ谷 新町橋
『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。
橋の手前の帷子(かたびら)町と、向かい岸の神戸(ごうど)町の間に帷子川は流れていました。
そこに架けられた橋を新町橋(または帷子橋)です。深編笠をかぶった男性は、尺八を袋に入れて腰に差した虚無僧、駕籠の一行が橋を渡り、宿場の入り口にさしかかりました。
橋を渡りきると、二八そば屋が店を構えています。この二八そば屋は実在しておりました。街道の両脇に並ぶ家並みの間から、旅人が姿を現しましたよ。
画面左手には宿場の賑わいとは対照的な田園風景が広がりました。
農夫とその子供が農村の雰囲気を盛り上げています。町人の日常の風景と旅人の旅の風景が同居した作品です。
東海道五十三次/木版画
サイズ 18.3×25.8
マットサイズ
額装サイズ
東京国立博物館監修
版元 美術社
技法 古法純手摺
¥4,400価格
料金オプション
5,保土ヶ谷
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月