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東海道五十三次 47、関 本陣早立

東海道五十三次 47、関 本陣早立

『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。

 

本陣とは、大名や公家などの貴人が宿泊する大旅館をいい参勤交代制度の実施には不可欠な公的宿泊施設でした。
副題の「早立」とは、関宿の本陣に宿泊した大名行列が、夜の明けきらない時間に出発する​あわただしい様を描いています。

手前の青竹に揚げられているのは関札で、宿泊している大名の名が書いてありました。
周りを囲んだ幡幕はかしこまった空気を作り出し後方の幡幕は、鑑賞者の視線が画面奥へ及ぶのをさえぎっています。
右手前に立てられているのは、大名の宿泊を掲示する関札で、​本陣らしさを表しています。

駕籠の前に立つ裃の男性は本陣の主人とみられます。
提灯を持つ男性は硬い表情、手前の3人の奴は持ち物の槍のなどを手放し出発前の憩いを楽しみます。
黒い羽織の武士たちが門の前まで参りました。
幡幕の下には「鬼の薬 仙女香」「しらが薬 美玄香」の文字が書かれた
札が下がっており講中札に見せかけたコマーシャルでをお楽しみ頂けます。

 

東海道五十三次/木版画   

サイズ 18.3×25.8

マットサイズ       

額装サイズ

東京国立博物館監修          

版元 美術社     

技法 古法純手摺

    ¥4,400価格
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    ¥4,400キャンセルまで、毎月
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