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47、広重/木曽街道六十九次・大井

47、広重/木曽街道六十九次・大井

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

木曾路から美濃平野にかわった大井の宿は、中津川から二里二十四丁にありました。

そして大井宿の西側に小高い山の上に西行塚があリます。

北面の武士から出家した西行が、この地の東野部落、阿木川のほとりの仮の庵が住み家となり、その一生を終わりましたという伝承が残されています。

里人が町を見おろすこの山にみたらしの坂、うつ木原坂、べに坂、黒すくも坂、ばばが茶屋坂、新道坂、権現坂、鞍骨坂、炭やきの五郎坂、橿の木坂、寺坂といった多くの坂があり、道も狭く次の大久手まで起伏に富んだ道のりでした。
遠くの木曾駒ヶ岳の連山も、街道脇の松の木も、そして街道も降り積もった雪に白一色。膝まで雪に埋もれ行く人も馬もうつむいていて寒さに耐えています。
 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    46,大井
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