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44、無款(英泉)/木曽街道六十九次・馬籠駅 峠ヨリ遠望之図

44、無款(英泉)/木曽街道六十九次・馬籠駅 峠ヨリ遠望之図

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

妻範宿のはずれに中山道と飯田街道とのわかれ道があったそうです。
ここには丈の高い石の里程標が残っており「西京五十四里半、東京七十八里半」と刻まれていた。中山道を進み新明峠を下ると馬籠の宿になります。この馬籠は、島崎藤村の故郷で、木曾谷は『夜明け前』の舞台になりました。
左側にある山には滝が見えています。牛に乗る者、籠を担いで歯を食いしばりながら峠越えする者、人物描写が生き生きとした作品です。

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    44,馬籠驛 峠ヨリ遠望之圖
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