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東海道五十三次 44、石薬師 石薬師寺

東海道五十三次 44、石薬師 石薬師寺

『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。

 

石薬師寺は現代に続く古いお寺で、弘法大師空海作と伝える石造の薬師如来像を本尊としています。
田んぼ道を辿り山門が見えて参りました。この寺の総研は聖武天皇の神亀年間(七二四~七二九)であり、本尊は菊面石に空海が線刻した薬師如来です。
馬子がお客様を乗せた馬を引いて門前へたどり着いたところです。

刈り入れの済んだ田が広がり、背の低い緑の背の低い樹木はやわらかに紅葉しています。
幾重にも連なる山々を描くことで秋晴れの空の透明感を​表現しました。

宝永六年(一七〇九)九月十四日、四日市浜田村のある人が、来る一七日の夜、豪雨によって宿場の人間が死んでしまうところを雀たちが身代わりになって救ってくれるという夢をみました。

事実、一七日の豪雨で竹林の雀数千羽が死んだそうです。

村人は、この雀のための追悼の供養をしたという物語が残っています。

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