43、広重/木曽街道六十九次・妻篭
『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。
山間の中山道をたどれば、三渡野から一里半で妻篭の宿です。
ここはまた妻込とも書きました。天 正十年(一五八11) 木曾義昌がここに城を築き、同十二年豊臣秀吉の命 で、義昌は山村良勝に兵を授けて城を守らせて、大いに伊那路の菅沼小大膳、諏訪保科の兵を破ったという古戦場の跡です。
「妻範」の図は、峠独特の七折八折の道を旅人が行き交う様子を描きました。
道にほどこされた緑の横線は地面の凹凸の状を表現しました。天秤棒を担ぎさきを急いでいるかのような人足、大きな荷を背負ったお遍路さん。杖をついた旅人。年齢も様々に描写されています。
木曽街道六十九次
監修/樽崎宗重
サイズ 33.1×24.5
マットサイズ
額装サイズ
用紙/越前生漉奉書
顔料/純日本製
摺法/純手摺木版画
製作/梶川工房
発行/山田書店
¥4,400価格
料金オプション
43,妻籠
サブスクリプション
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