東海道五十三次 4、神奈川 台之景
『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。
画面右手の路上をご覧下さいませ。茶店の女性はお客様を引き込むのに必死の様子です。
強く手を引かれ、まるで綱引きです。いや遠慮するよと言わんばかりに前のめりになっている旅人。女のあまりの勢いと願わくば回避したい男性の姿はほほえましいですね。
その下では、親子連れの巡礼と、厨子を背負った六部(ろくぶ)がひたすら坂を上って行きます。
さて、巡礼とは霊場を参詣して回る旅人のことでこの図は父と娘の二人連れです。
仏像を入れた厨子を背負い、六部笠(紺の木綿で包んだ笠)をかぶっているのが巡礼者の特徴です。
東海道五十三次/木版画
サイズ 18.3×25.8
マットサイズ
額装サイズ
東京国立博物館監修
版元 美術社
技法 古法純手摺
¥4,400価格
料金オプション
4,神奈川
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月