37,広重/木曽街道六十九次・宮ノ越
『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。
「木曾街道六十九次」七十図中、「長久保」、「洗馬」と と もに三役物とされるのが、この「宮ノ越」です。
この図は、このシリーズの名作というだけでなく、広重の代表作のつとして紹介されています。
藪原から一里三十丁で宮ノ越の宿に参りました。ここは木曾義仲が挙兵した地で、宿場の手前に、義仲館跡や旗上八幡宮などがあり、宿から木曾川を渡った対岸にある徳音寺は、「木曾義仲のいはいを蔵む」と記されている寺です。
奥の木々のシルエットはぼかしが入り、人物を配した色調は明るめに色を配しました。左側の人物の背におんぶされている子供さんは歩き疲れたのでしょうか。
ぐっすり休んでいるようです。
木曽街道六十九次
監修/樽崎宗重
サイズ 33.1×24.5
マットサイズ
額装サイズ
用紙/越前生漉奉書
顔料/純日本製
摺法/純手摺木版画
製作/梶川工房
発行/山田書店
¥4,400価格
料金オプション
37,宮ノ越
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月