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34,広重/木曽街道六十九次・贄川

34,広重/木曽街道六十九次・贄川

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

本山から三キロの地点で桜沢橋に入りました。今は境橋といい、この橋を渡ったところに碑があり「これより南、木曾路」と記されている。中畑と賛川宿との間に御番所があり、「上下女改め、ひのき細工改め」が行なわれたそうです。広重は、この賛川の図では、旅範屋の店先を描きました。店頭には宿役人の帳面を手にした老人が通りすぎ、馬の荷をおろそうとしている馬子、客を送ってきて服する駕寵屋、店先ではすすぎを使う客、その客に茶をすすめる女や大きな荷物を運ぶ女、そして二階にはすでにくつろぐ客の姿を描いて、当時の旅寵風俗をさまざまな立ち位置から表わしている。またこの図には、宿の掛け札を利用して、「松島房二郎刀」や「摺工松巴安五郎」「同亀多市太郎」とこの作品に関係した職人名が記されていてプチコマーシャルのようです。

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    34,贄川
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