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東海道五十三次 31、舞坂 今切真景

東海道五十三次 31、舞坂 今切真景

『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。

 

浜名湖と遠州灘を結ぶ水路には「今切」の名があります。
かつて浜名湖と遠州灘はつながっていませんでおりませんでしたが、室町時代の大地震によって境目の陸地が決壊し​現在の姿になりました。
東岸の舞坂と西岸の新井は渡し船で結ばれ​「今切の渡し」と呼ばれました。
江戸幕府は遠州灘の荒波から渡し舟を​守るために、波除杭や潮除堤を築きました。

真っ白な富士山が右奥に見え、西側から舞坂方面を望む風景と想定したのでしょう。

とがった山が画面中央に見えます。
「保永堂版」以降の「舞坂」にも広重はこの山を描きました。
弧状に山鹿浮かぶこの風景は「東海道名所図会」を参考に作り上げたとの説があり、​今切の実景とは異なります。

 

東海道五十三次/木版画   

サイズ 18.3×25.8

マットサイズ       

額装サイズ

東京国立博物館監修          

版元 美術社     

技法 古法純手摺

    ¥4,400価格
    料金オプション
    サブスクリプション
    ¥4,400キャンセルまで、毎月
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