東海道五十三次 3、川崎 六郷渡舟
『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。
東海道中最初の川が見えて参りました。玉川(たまがわ)です。
街道筋では六郷の里で六郷川と言い多摩川とも言いました。
その昔、長さ109間の大橋がかけられ武蔵国三大橋の一つであり洪水で流れてからは渡し舟の対応になりました。
遠くに富士山が見えて参りましたね。品川方面から川崎を望んでいる構図です。画面の真ん中から伸びた私船の乗客と船頭が、次に対岸の人々に目が向き、運賃を払う男へと、奥に奥にと視線が導かれて参ります。
船上では男女問わずにくつろいだ様子、よいお天気でよかったですね。
東海道五十三次/木版画
サイズ 18.3×25.8
マットサイズ
額装サイズ
東京国立博物館監修
版元 美術社
技法 古法純手摺
¥4,400価格
料金オプション
3,川崎
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月