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東海道五十三次 25、金谷 大井川遠岸

東海道五十三次 25、金谷 大井川遠岸

『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。

 

前図の「大井川駿岸」に対し、「遠岸」遠江側の風景です。
大名行列の大井川越えを2回に分けたシリーズであり​島田宿の続きの場面と申し上げてみましょう。大井川の川越しを再び描いています。
先ほどの大名行列の先頭集団の一群が大井川を渡り終えこえからかなたに見え隠れしている金谷宿に向かうシーンです。

遠景の山並み。
山腹に見える集落は、これから大名行列が向かう金谷宿です。

輦台に乗せられた駕籠は「小田原」で見たものより大きく、おのずと輦台もそれに見合った大きさが必要です。20人近い人足が輦台を担いでいます。大輦台と呼ばれる輦台の中で最も大きいサイズです。
槍持や、大高欄輦台に籠を乗せたまま渡る大名が描かれているので、​大名行列の一群です。

 

東海道五十三次/木版画   

サイズ 18.3×25.8

マットサイズ       

額装サイズ

東京国立博物館監修          

版元 美術社     

技法 古法純手摺

    ¥4,400価格
    料金オプション
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    ¥4,400キャンセルまで、毎月
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