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2,英泉/木曽街道六十九次・板橋之驛

2,英泉/木曽街道六十九次・板橋之驛

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

日本橋を出発しました。

駿河町、今川橋を渡り、内神田、須田町を歩み、昌平橋を渡り、湯島五丁目、本郷六 丁、森川宿追分、巣鴨のとげ抜き地蔵の前を通り、庚申塚、三軒屋を経由、道程二里八丁で板橋宿までのルートです。
英泉が描いた「板橋之駅」の図は、画中の土手に立つ石柱により、宿の手前の庚申塚付近を描いたようです。
この碑は現存しています。正面に「奉納六十六部供懇塔、側面に「正徳二壬辰天四二月六日」の文字と日付が、正徳二年は一七一二年にあたります。
画中右の大きな木のの下では、馬子が馬に草履をはかせておりますね。

ここまで女客を駕籠に乗せて来たのでしょうか。

駕篭かきが声をかけておりますね。

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

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    2,板橋之驛
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