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19,広重/木曽街道六十九次・軽井澤

19,広重/木曽街道六十九次・軽井澤

『木曽街道六十九次』は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションによって描かれた浮世絵木版画の連作です。旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋を結ぶ中山道ルートの宿場と四季折々の風景描写70枚をお楽しみ頂けます。

 

坂本から確氷峠を越え下り十八丁で軽井沢の宿に入りました。

『木曾路名所図会』に「相州箱根よりもけんそなるところあり、これより上り坂ばかりなり」「寒き事甚だしくて五穀生ぜず、稗、蕎妻のみ多し、又くだものの木もなし」とあり、現代の別荘地愛される軽井沢から、イメージが取れない寒村でらしたそうです。
浅間の山も、眼前に見える集落の屋根屋根、森も空も墨色で摺られ、月の道に照らされた畑のもがほのかに明るさを保ちます。

焚火が燃えておりますよ。
街道沿いから見える焚火だけが生命感を感じさせました。

焚火の炎から煙草に火をともす旅人。

人々の聖なる動きがと景色の静寂さ。焚火や小田原提燈の光がスポットライトのように照らされる手法は、この当時は斬新な表現でした。

 

木曽街道六十九次

監修/樽崎宗重

サイズ 33.1×24.5

マットサイズ

額装サイズ

用紙/越前生漉奉書

顔料/純日本製

摺法/純手摺木版画

製作/梶川工房

発行/山田書店

    ¥4,400価格
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    19,軽井澤
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