東海道五十三次 1、日本橋 朝之景
『東海道五十三次』は、旅の起点である東京日本橋から京都三条大橋迄のいわば宿場町と道中の風景を描いた歌川広重の代表作です。
日本橋の早朝の風景から東海道五十五次ははじまりました。日本橋のアールを2面向きに捉えています。それまでは日本橋の風景を描く際、橋を横向きにとらえて背後に江戸城を望み、遠景に富士山を見せるのが主流でした。
真っ青な澄んだ空の下、木戸がぱ~んと開かれ、目に飛び込んでくるのは正面向きの日本橋で、橋の向こうからは大名行列が姿を現します。
画面手前にいる魚屋たちは大名行列に遠慮したような素振りに見えますね。
画面右手で遊ぶ二匹の犬のチャーミングさ。大名行列と犬のほっこり感、緊張と緩和の絶妙なバランスが魅力です。
東海道五十三次/木版画
サイズ 18.3×25.8
マットサイズ
額装サイズ
東京国立博物館監修
版元 美術社
技法 古法純手摺
¥4,400価格
料金オプション
1、日本橋
サブスクリプション
¥4,400キャンセルまで、毎月