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源氏五十四帖 第9帖 花散里

源氏五十四帖 第9帖 花散里

源氏物語五十四帖は、源氏の一生と、その子薫君の生涯にまたがって書かれた最古の長篇小説です。

 

新たに勢力を得た右大臣家からの政治的な圧迫も感じながらも、源氏が好きだった女性達が、次ぎ次ぎに去ってゆくのが何よりもさびしく感じていました。
桐壷帝の女御であった麗景殿女御の妹花散里は地味な人でらしたそうです。

落ちめになった源氏は、初めて花散里の存在を思い出し二十日の月のさし出る夜、久しぶりに花散里を訪ねます。
様々な断ち難い愛情のきずなを断ち住みなれた都を後にすることは、源氏には、なによりつらいことでした。

 

源氏五十四帖

海老名正夫原画

製作32年

技法 木版画

サイズ 33×23.5

マットサイズ

額装サイズ

    ¥4,400価格
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    第9帖 花散里
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