源氏五十四帖 第8帖 賢木
源氏物語五十四帖は、源氏の一生と、その子薫君の生涯にまたがって書かれた最古の長篇小説です。
六条御息所は、娘の斎宮と共に伊勢へ下ることになったので、九月七日の夕暮に、源氏は名残を惜んで御息所を訪れましたが、御息所は葵上との一件で心がうち解けず、源氏に会おうともしませんでした。
11月、桐壷帝が崩御され弘徽殿女御の生んだ一の宮が今は朱雀帝となって位に即き、外祖父の右大臣が太政大臣なって、専ら政権を掌握するようになりました。
十二月二十六日、故桐壷帝の七七日が過ぎると、女御たちは宮中を去って四散し、藤壷も里へ下がり左大臣は失脚、源氏の邸宅も火が消えた寂しさになりました。
職月夜の内侍に源氏は危険をおかして通って行ったが、ある夜押さえられてしまいました。そのあり様をご覧になった大臣も弘徽殿女御も激怒し、源氏を追放してしまおうと決心してしまいます。
源氏五十四帖
海老名正夫原画
製作32年
技法 木版画
サイズ 33×23.5
マットサイズ
額装サイズ
¥4,400価格
料金オプション
第8帖 賢木
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