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源氏五十四帖 第29帖 行幸

源氏五十四帖 第29帖 行幸

源氏物語五十四帖は、源氏の一生と、その子薫君の生涯にまたがって書かれた最古の長篇小説です。

 

十二月に、帝は鷹狩をされるため大原野へ行幸になりました。親王たちや上達部、それに左右両大臣や、内大臣。殿上人たちが盛装して出かけたので、見物の車は、洛外桂川のあたりまでひしめき合いました。
明くる年の二月、女子成年の儀式である裳着が玉鬘のために行われることになりました。

その儀式でいちばん重要な裳の腰紐を結ぶ「腰結」の役を、内大臣に依頼するのが最も適当だと、源氏は考えていた。
内大臣は、母の大宮の重病を理由にその役目を断った。源氏は大宮を見舞い、その機会に内大臣にも会い、実は玉鬘は夕顔の遺児で内大臣の娘だという事実をついに打ち明けました。内大臣は非常に驚きましたけれど、大きな喜びでもありました。腰結の役を心よく引き受けました。

 

源氏五十四帖

海老名正夫原画

製作32年

技法 木版画

サイズ 33×23.5

マットサイズ

額装サイズ

    ¥4,400価格
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    第29帖 行幸
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