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源氏五十四帖 第26帖 常夏

源氏五十四帖 第26帖 常夏

源氏物語五十四帖は、源氏の一生と、その子薫君の生涯にまたがって書かれた最古の長篇小説です。


内大臣の息子たちが帰宅して、源氏が悪口をいったことを内大臣に告げると、内大臣は、源氏が引き取って後見している玉鬘だって、大した女でもあるまいにと不機嫌でした。そして、内大臣が娘の雲居雁の部屋に行ってみると、ちょうど昼寝をしているところでした。うす物の単衣を召し、扇を持ちながら横になっていて余り長過ぎない髪の末も風情があった。

内大臣が扇を鳴らしたので、雪居雁は目をさましました。そのうっとりと見上げた目もと、恥らいに紅潮した顔も、親の目には美しく写りました。それでも、女が肌もあらわにうたた寝をするなど、身だしなみの悪いとだと注意して立ち去りました。

 

源氏五十四帖

海老名正夫原画

製作32年

技法 木版画

サイズ 33×23.5

マットサイズ

額装サイズ

    ¥4,400価格
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    第26帖 常夏
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