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源氏五十四帖 第16帖 関屋

源氏五十四帖 第16帖 関屋

源氏物語五十四帖は、源氏の一生と、その子薫君の生涯にまたがって書かれた最古の長篇小説です。

 

常陸介となって任国へ下っていた空蝉の夫伊豫介は、任期が満ちたので空蝉とともに都へのぼって来ました。ちょうど九月晦日、逢坂山の関所を越えようとする日、源氏もまた、石山寺へのお礼参りのため、この関所にさしかかりました。
関屋のもの蔭から、常陸介の一行が現れて通り過ぎる姿は、紅葉に色づいた風景とともに美しかた。源氏はそれと知って、空蝉が急になつかしくなり、家来として使っていた空蝉の弟(空蝉の巻の小君、今は右衛門佐)を使者に立て、空蝉に対する愛情の少しも変っていないことを、ひそかにほのめかした。空蝉も深い感動におそわれたが、そのまま、源氏の一行とすれちがって行きました。
 

源氏五十四帖

海老名正夫原画

製作32年

技法 木版画

サイズ 33×23.5

マットサイズ

額装サイズ

    ¥4,400価格
    料金オプション
    第16帖 關屋
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    ¥4,400キャンセルまで、毎月
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