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​美しい風景で美しい人生をつくろう

広重の旅する美術館

「主人公は市井の人々である。」と

画風から感じられる広重の世界観が好きです。

江戸幕府の鎖国政策が内政的に落ち着きをみせ、庶民の文化が花開いた頃、浮世絵版画は江戸庶民はもとより全国的に広がり絶大な人気を博すこととなりました。当時、蕎麦1杯と同じくらいの値段で求められた浮世絵は誰もが楽しめる娯楽でした。

​どんなシーンにも江戸庶民の暮らしがあり、時代背景が楽しめます。喜怒哀楽の表情は令和の今も同じです。

広重の旅する美術館のレンタル業は2023年12月末日を持ちましてお休み頂くことと致しました。

​争いのない時代が未来も続いて参りますよう願いを込めながら

引き続きインターネット美術館として形を残して参ります。

​作品一覧(復刻版版画)
1,日本橋_edited.jpg
68,守山(縁をカット).jpg

​​歌川広重の

東海道五十三次

出版元の名にちなみ「保永堂版」の通称で知られる東海道五十三次。名所を描いた当作品は広重の人気を確立したシリーズです。

東海道物にあった人物風俗や名物を織り交ぜ​江戸日本橋から京都三条大橋までのオーシャンビューをお楽しみ頂けます。

​​歌川広重の

木曽街道六十九次

​当作品は渓斎英泉と歌川広重のコラボレーションから誕生しました。江戸日本橋から最終図大津宿までの中山道ルート69箇所の広重が手掛けた街道物シリーズです。そこはかとない哀愁が漂う作品、日本情緒豊かな四季折々の作品をご覧頂けます。

第23帖 初音.jpg

​源氏五十四帖より
源氏物語と和歌

『源氏物語』は、貴族を中心とする社会が全盛期を迎えていた平安時代中期、貴族の出身であった才女、紫式部によって著されました。
紫式部が宮仕えの日常で見聞きした貴族社会を舞台とし、主人公光源氏の栄光と没落、栄華復活とその死後、子と孫にいたるまでの世界を描く長編物語です。

光源氏は帝の御子として生まれ、非凡な才能と光り輝く美貌を持ちながらも、母の早逝という悲運に見舞われます。彼はその寂しさを紛らわすかのように数多くの女性たちと恋に落ち自らの孤独を癒そうとしますが、すべてが虚しく孤独な晩年を迎えます。

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